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Body and Nutrition

​身体と食のこと

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ビオ農縁の責任者

​身体のこと

ビオ農縁の田端大輝です。

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元々はどういうお仕事をしていたのですか?
僕は、2009年から理学療法士として病院や介護施設、障がい児の支援をしてきました。

たくさんの人と関わる中で、何度も入退院を繰り返す人、薬を何十錠も飲む人、病名がどんどん増える人、何度も手術を繰り返す人などを多く見てきました。

医療が進歩していると言われているのになぜ患者や利用者は減らないのかなって思っていました。

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今の生き方になったきっかけはなんですか?

自分の子どもが産まれたのが大きなきっかけでした。子どもにとって何が大事かと情報収集していると医療の裏側や食の裏側を知ることになりました。それから、たくさんの本を読んで、いろんな方と話して、いろんなセミナーに参加していくうちに疑問だったことが確信に変わりました。

それは「食べたものと内臓はもちろんですが、身体全体が関係している」ということです。

そこから東洋医学について學ぶようになりました。

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東洋医学!なんだか難しそうですが例えばどんな感じですか?

東洋医学で、肝臓は木・目・青や緑色・酸味・怒り・筋膜・爪と関係しており、肝臓がんの人は怒りやすい性格が多いこと、腎臓は膀胱・水・耳・髪・骨・黒色・冷え・驚き・背中・腰・下半身の裏側などが関係しており、腰痛の場合、大抵冷えの影響も強いです。

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病氣だけでなく性格や臓器も関係してくるんですね!

木火土金水(肝心脾肺腎)すべてが繋がっています。

腰痛だからといって腰の治療だけで治るとは限らないのです。

冷えが原因だから腰を温めるのも良いのですが、それだけでは根本的な冷えの改善にならず、生活習慣や食べたものが大きく関わっています

わかりやすい例だと年中短い靴下を履いている(夏場の冷房ガンガンの部屋でも冬などの寒い日でも)。冷たい飲みものばかり飲んでいる。陰性の食べものを多く食べている(夏以外でも夏野菜のトマトやきゅうりなど、小麦・砂糖・乳製品・コーヒーなど)。ジャンクフードが好き、揚げ物が好き、化学繊維のものをよく着ている、石油が原料のものを多く使っている・摂取しているなど思い当たる人もいると思います。

ビオ農縁の責任者_Tabata Daiki

​ Tabata Daiki 

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お話を聞くと思い当たる人も多そうですね(笑)わかりやすくお話ししていただきありがとうございました。最後にみなさんにお伝えしたいことがあればお願いします。

一度摂取したからすぐに影響が出るのではありません。

日々の積み重ね、生活習慣や食べものが徐々に身体に影響し、今の僕たちを作っています

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食に興味を持ったのはいつからですか?

8年くらい前ですかね。

わたしには3人の子どもがいるんですが、長男が生まれた時からアトピーと卵アレルギーがあったんです

当時、乳児湿疹から始まり病院の先生から「このままアトピーになる子も多いんだよね」と言われていて、その言葉通りアトピーになりました。息子のアトピーを治したいという氣持ちから食に興味を持つようになりました

ビオ農縁の責任者_Haruwa Nozomi

 Haruwa Nozomi 

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当時はお子さんのアトピーをどのように思っていましたか?

言葉は悪いですが、そこまで氣にしてなかったのが正直なところです。

息子が生まれる前に教育現場で働いていて、アトピーやアレルギー、持病をもった子どもがたくさんいたので「今の子どもたちは何らかしらの病氣をもっているのが当たり前」という意識がありました。

なので、病院で処方されたステロイドを塗り、息子の食卓からは卵が消えましたが

「薬を塗っておけばいつかは治る」

「病院に通っていればいつかは良くなる」

と特に疑問を抱くことはありませんでした。

症状は一向に改善しませんでしたけど(笑)

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そこからなぜ今のようなスタイルになったのですか?

きっかけけなどあれば教えてください。

当時、Facebookで繋がっていた健康について発信している理学療法士さんに

親の食習慣が子どもの病氣に深く関わっている”と教えてもらったんです。

もちろん最初はびっくりしました。自分のせいで子どもは病氣になってしまったってことなのかな?わたしが悪かったのかな?って。でも、その方の発信がすごく説得力があったので、そこからまずは油を変え、調味料を変え、日々の日用品を変えていったら、息子のアトピーが3ヶ月で良くなりました

3ヶ月!それはびっくりですね!

はい。あとは、それと同時期くらいに、管理栄養士さんから、とある卵を頂きました。
今の活動を始めるようになった原点と言ってもいい卵です。

愛猫のだいず

人間界も動物界も食べるものは大事だにゃ

​By だいず

食のこと

ビオ農縁の春和のぞみです。

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どんな卵だったんですか?
わたしはたった一つの奇跡のたまごって、自分の講座でも言ってるんですが、お米を食べて育った平飼いの鶏の卵です。
息子は卵アレルギーなので少しでも卵が入っていると下痢、嘔吐、湿疹、口周りのただれという症状が出てしまうんです。
でも「この卵はアレルギーの子でも食べられるよ」って言われて「そんなバカな!」「ありえない!」って最初は思ったんですが「騙されたと思ってやってみようかな」と、その日はお好み焼きに混ぜて少しだけ食べさせてみたんです。
そしたら、アレルギー症状が出なかったんですよ!

そこからてっきり「あぁ、この子はアレルギー治ったんだ」なんて思って(笑)
平飼いの卵が無くなった後にスーパーのすごく安い卵を食べさせたら強いアレルギー症状が出ちゃって。
 
この時に「あれ?なんでだろ。平飼いの卵は大丈夫だったのに、なんでこの卵はアレルギー症状が出るんだろ」
もしかしたら、わたしが知っていた食の常識って何かが違うのかもしれない」と、そこから独学で色々と食のことを勉強し始めていきました。
点と点だったことが繋がっていって、あの時の卵との出会いがなかったら、今ここまで活動していなかったかもしれないですね。
 
あとは息子に対して
こんな体に産んでごめんね」という言葉をかけてしまっていたんですが
 
氣付かせてくれてありがとう」に変わったのは
息子が全身全霊をかけて氣付かせてくれたからだと思っています。

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そういった経緯があったんですね。ありがとうございました。

最後にこのインタビューを見ている方に伝えたいことなどあればお願いします。

今までの経験を通して學んだことは食べものの大切さだけではなく

この地球環境とわたしたちも、また深く関わり繋がっているということです。

 

わたしがお話ししている内容はタネから始まる明日に、未来につながるお話しです。

無関係な人はひとりもいません。自分ごとになって食のこと、環境のこと、これから先の子どもたちが生きていくこの地球のことを一緒に考えてもらえたら嬉しいです。

ビオ農縁で採れたお米
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